糖尿病はほとんどの生活習慣病同様、
世界のある地域ではほかの地域おりも多くみられます。
糖尿病罹患率が低い社会では、高い社会と異なった食生活をしています。
ほぼ90年前、HPヒムウォースは
「6か国(アメリカ、オランダ、イングランド、スコットランド、
イタリア、日本)における食習慣と糖尿病罹患率」を比較した報告書のなかで、
既存のすべての研究をあつめました。
彼は、ある国では高脂肪の食生活をしており、
ほかの国では炭水化物の多い食事をしているという違いをみつけました。
この「脂肪対炭水化物」の摂取パターンの違いは、
「動物性食品対植物性食品」摂取の結果です。
炭水化物食品の摂取量が増えると、脂肪摂取量は低下し、
糖尿病死が減っていることがわかりました。
日本も例外ではありません。
1950年以来、日本人の脂質摂取量の増加と、炭水化物摂取量の低下とともに、
体重あコレステロール値の過剰が増え、
同様に糖尿病罹患率も上昇しています。
脂質摂取量は、7.7%から28.4%へ、
一方、炭水化物摂取量は77.1%から56.4%になっています。
糖尿病の症状がでている人の食生活に介入する研究があります。
実験食では、ホールフードの植物性食品を3週間摂取し、
患者さんたちの血糖値、コレステロール値、体重、
薬の必要量を測定します。
1型糖尿病では、実験食開始からわずか3週間で、
インスリンの必要量を40%も減らすことができました。
2型糖尿病患者25人のうち24人は、インスリンの投薬をやめることができました。
ホールフードプラントベース食の栄養成分比率を紹介します。
脂質 10%未満
炭水化物 80%未満
たんぱく質 10%未満
コレステロール 0㎎
総食物繊維 50g