マンガン(Mn)

成人体内に12~20㎎含まれています。
生体内組織・臓器にまんべんなく分布しています。


その働きは、
・骨・肝臓の酵素作用を活性化
・骨(リン酸カルシウムなど)の生成を促進


Mnの消化管からの吸収率は3~5%と少ないです。
ふつうの食生活を送っているのであれば、
過剰症はまずありません。
厳格な菜食主義者に過剰症のおそれがあります。
(中枢神経の障害、精神障害、マンガン肺炎など)



欠乏すると・・・
骨の発育低下。
生殖能力が低下。
生まれる子供が弱く、死亡率が高かったり、
成長障害、骨格障害、運動失調のおそれがあります。


多く含まれるのは、
イタヤ貝、ふだん草、干しずいき、栗、アマランサスです。
色々な食品にまんべんなく含まれていますが、
植物性の食品に多く含まれます。

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