ビタミンＥには、トコフェロール、トコトリエノールがあります。
その働きは、抗酸化作用によるものであり、

・Ａやカロテンの酸化を防ぐ。
・生体膜を健全に保つ。
・赤血球の溶血防止。
・老化防止に役立つ。

です。

消化吸収は脂質とともに、小腸上部、中部からリンパ管を経て吸収されます
ので、油とともに摂取すると吸収がよいです。

欠乏症として、
・位置感覚障害。
・溶血性貧血。
・運動機能低下。
・神経機能の異常。
があります。

ヒトにおける欠乏は未熟児に多いです。

長期に不足すると、血行が悪くなり、
肩こりや頭痛、冷え性をおこす可能性があります。
他にも、シミやシワができやすくなる。
動脈硬化が進みやすいなど、悪影響があります。

多く含まれる食品としては、
ひまわり油、アーモンドなどの種実類、
うなぎのかば焼き、ツナ油漬け缶、モロヘイヤ
未精製の穀類、豆乳などがあります。