ビタミンAは、ヒフや粘膜を健康に保ったり、
薄暗いところで視力を維持するのに必要な成分です。

動物性食品に含まれるレチノール、
緑黄色野菜に含まれるカロテン、
みかんに含まれるクリプトキサンチン
があります。

水には溶けないので、
尿として排泄されず、肝臓に貯蔵されます。
過剰症の危険があるので注意しましょう。
(7500㎍以上のレチノール摂取は中毒症の発現があるといわれる)

具体的には、平均1日57ｇ以上の豚レバーを食べ続けると過剰症になります。
焼肉屋に行って、レバーを食べるのは、
週２回を限度にしたほうがよさそうです。

過剰症→目のかすみ、頭痛、吐き気、めまいなど

長期的に過剰に摂った場合は、
肝機能の異常、神経組織への影響、骨や皮膚の異常として現れます。

欠乏症については、普通の食事をしていれば、まず大丈夫でしょう。

一般に野菜などに含まれるカロテンは抗酸化性が強く、発がんを抑制します。
ビタミンAは緑黄色野菜を食べて摂取すると
老化予防や動脈硬化予防などにもなりそうですね。

レバー、モロヘイヤ、にんじん、トマトなどに多く含まれています。