小麦粉はボケの原因?

3~4年前に認知症防止に力をいれていた職場の姉さんから聞いた話です。
その時の私は
「その話は、今まで聞いたことがないけど、調べてみますね」
と返事。


その頃は、アルミニウムの溶けだす雪平鍋とかにも
原因があるんじゃないかと思ったりして、


「これ!普通につかっていいの?!」
と恐怖を感じていました。



認知症と栄養に関係については、厚生労働省で調べられます。

・炭水化物を主とする高カロリー食は認知症によくない
・ 低蛋白食や低脂肪食も脳細胞には栄養不足
・ 大豆、大豆食品、野菜、藻類、牛乳・乳製品は脳に必要
・葉酸、ビタミンA、B12、C,Eは認知症のリスクを減らす
・ カフェイン、コーヒー、茶は、飲んでいる方のほうが認知障害のすすみが遅い


私は小麦粉だけがアミロペクチンを含むわけではないので、小麦粉が悪いとは思いません。


ここでいう認知症は約7割ある、アルツハイマー型をいいますが・・・。


原因はアミロイドβというたんぱく質がたまることで、神経組織を破壊してしまうため。



体のどこかで慢性的な炎症が起こっていると、その免疫反応で生成される物質が脳の防御壁に穴をあけてしまいます。
そこから入ってきた外敵と対抗するための物質「アミロイドβ」を分泌します。


脳の内部で外敵からの戦いを繰り広げること(炎症)により脳細胞が破壊されていきます。


私たちは呼吸により酸素を取り入れています。
酸素は反応性の高い気体でよく燃えるし色々な物質と反応してしまいます。


これが活性酸素といわれるものですが、その反応を抑えることができるように
活性酸素を還元(元の酸素に戻す)物質が必要になってきます。
抗酸化作用の高い食品や栄養成分をつねに摂取する必要があるというわけです。
そうでないと、脳にアミロイドβが増えてしまうようです。


一時、運動をすると呼吸数が多くなり、活性酸素が増えてよくないといわれたことがありましたが、運動することによって、脳が育つという研究が最近聞かれるようになりました。
→「運動脳」サンマーク出版



栄養不足だと脳を小さめにするために、アミロイドβが分泌されます。
とくに、たんぱく質不足だと神経細胞の新生も強化もできなくなってしまうので
しっかり食べていきたいですね。


結論・・・


体の炎症を抑えるためと、新しい細胞をつくり脳内ネットワークを強化するためには
色々な食品をバランスよく食べることが必要!
特にたんぱく質は、年齢が高くなると、体に取り込みにくくなるため、意識して食べる必要があります。


甘いものはおいしいけれど、急激な血糖値の上昇は血管にダメージを与えるため、炎症を発生させる原因になることがあるので、クロロゲン酸を含むコーヒーやタンニンを含む紅茶、ビタミンCやカテキンを含む緑茶などと食べるとマシかもしれません。


じゃあ何がおすすめの食べ物ですか・・・といわれれば


蒸し牡蠣のポン酢かけに、アーモンドミルクを混ぜた温かいビシソワーズ
(ジャガイモのポタージュ)なんてどうでしょうか。

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