上手な減塩の方法

ひさびさのブログ記事を書くです(*'▽')


今回も「ときのクリニック」様あてに提出しようとしている記事です。


ヒトがちょうどよい味だと感じる塩分濃度は、
体液と同じ0.9%だそうです。
そうすると、食べたものの重量に0.9をかければ
摂取した塩分重量が算出できることになります。


しかし、味付けは塩味のみではありません。
甘味や油と合わさることで、塩味が感じずらくなるので、

なるべく味付けは薄味とし、甘味ひかえめにすると、

塩分量も少なくてすみます。



カリウムについて


細胞内にあって、細胞外のナトリウムと
お互いに浸透圧を調節しているのがカリウムです。
摂り過ぎたナトリウム(塩分)を排泄しやすくするので、
血圧の調節に役立ちます。


大量に摂取しても、排泄されるので、
過剰症がおこることはまずありません。


多く含まれる食品として、
芋、豆、果物、緑黄色野菜、海藻などがあります。
水に溶けだすので、茹でるよりも、
レンジなどで加熱したほうが摂取できます。



調味料の種類と塩分量


調味料はそのほとんどが、塩分を含みますので、
できれば計量して使いたいものです。


10gに含まれる塩分量


こいくちしょうゆ1.4g 

減塩しょうゆ 0.8g

白みそ 1.2g 

中濃ソース 0.5g

コンソメ 4.3g

 めんつゆ 0.3g

オイスターソース1.1g 

すし酢 0.8g

焼肉のタレ 0.9g 

トマトケチャップ0.3g

カレールゥ 1.1g 

マヨネーズ 0.2g






塩分少なめにする工夫


過食を避ける


たくさん食べると、そのぶん調味料も多く使います。
腹八分目にして、ゆっくり味わって食べましょう。


香辛料や香味野菜を使う


カレー粉や唐辛子、ショウガやニンニクなどを利用することで、
薄味でもおいしく食べられます。
ただし、ニンニクは使いすぎると、
鉄分の吸収が妨げられます。


お酢やレモン汁など酸味で食べる


塩分がなくてもお酢やレモン汁を使うことで、
さっぱりと美味しく食べられます。
かけたり、煮物に使ってもいいですね。


ゴマや海苔、焦がした風味で香ばしく


加熱時に少し焦がしたり、
できた料理にゴマや海苔をかけるなど
香ばしい風味で薄味でも美味しく食べることができます。
ただし、肉や魚などのたんぱく質は、焦がさないようにしましょう。
発がん性物質ができてしまうからです。


食材に味がなじみやすいようにする


細い千切りや隠し包丁を細かく入れるなどして
調味料がからみやすいようにすると、
せっかく計量した味つけも、より無駄なく食べきることができます。
調理中に水がでてきてしまったら、
片栗粉でとじるのも一つの方法です。



下記に献立例を紹介するので参考にしてください。


牛肉の磯おろしポン酢かけ
薩摩芋のレーズンバター煮
ナムル


牛肉もも     80g
油         4g
大根おろし    60g
味ぽん      10g(塩分0.8g)
刻みのり


薩摩芋      70g
レーズン      7g(お湯でもどす)
はちみつ      8g
バター(無塩)    4g


もやし      30g
キュウリ千切り  10g
人参千切り    10g
油揚げ千切り    5g
おろしにんにく   1g
塩       0.5g(塩分0.5g)
ごま油     0.5g



ポークチャップ
春菊となめこの海苔和え
ピーナツ和え


豚ロース肉   80g
小麦粉      4g(肉にまぶす)
油        4g
ケチャップ   15g(塩分0.5g)
みりん     10g


春菊      60g
なめこ     10g
刻みのり
減塩醤油     5g(塩分0.4g)


ブロッコリー  70g
ピーナツバター 10g
減塩醤油     3g(塩分0.3g)







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