バランスのよい食事って?

長野県「ときのクリニック」様あてに書いた記事を紹介します。


途中出てくる
主食と主菜、副菜の数字は20~50歳の
比較的健康な方を想定した比率です。


お弁当箱2つでおかずとご飯の割合を表現したかったんですけど
あまりうまく言い表せなかったです( ;∀;)


今回は修正点が多くあって、次回継続が打ち切られたらどうしよ(; ・`д・´)
とヒヤヒヤしています!
    ↓


バランスのよい食事って?


毎日、私たちの体はつくりかえられています。


そして活動や呼吸のエネルギーが必要です。


ヒトがきちんと食事ができるようになったのは最近で、
昔は飢餓状態になることが多かったようです。


そのせいもあって、栄養分を体にため込む仕組みになっており、
何をどのくらい食べるかが、健康維持にとって重要です。




主食と主菜、副菜の割合


体重1Kgあたり30Kcalは最低限必要なエネルギーです。


あとは日々の活動レベルや年齢に応じて、
必要なエネルギー量が変わります。


食品成分表や、必要エネルギーを調べられるサイトを利用して、
ご自身の必要エネルギー量を知っておきましょう。


日本人の食事摂取基準では、
適正なエネルギー比率が次のようになります。


糖質    50~65%
たんぱく質 13~20%
脂質は   20~30%


これに、
野菜を350g/日食べるようにすると、


主食45%(ご飯やパン、麺類など)
主菜21%(肉や魚、卵、大豆製品、乳製品など)
副菜34%(野菜や海藻、果物など)


になります。


つまり、減量などの必要がない成人では、
ご飯;野菜:たんぱく質のおかず=4:3:2
で、栄養バランスがとれます。


ただし、脂質少なめの肉類や魚類をよく食べる前提です。




野菜の量について


1日に食べる野菜や海藻の量が350gと多いのは、
生活習慣病やガンなどにかかりにくくなるために重要だからです。


350gのうち
色の濃い緑黄色野菜を120g
(にぎりこぶし2つ分くらい)
を摂りましょう。


ただし、
レタスや千切りキャベツなどの生野菜はみためより重さが少ないです。
野菜は温野菜中心で考えましょう。



汁を飲むかどうか


減塩をする上では、
塩分の多い汁物は飲まなくてもいいです。


おわん1杯の汁を飲むだけで、
1gの食塩を摂取してしまうからです。


1gあると主菜のおかずの味付けができます。


減塩の考え方や簡単な計算方法については、
また改めてご紹介いたしますが、
汁物がすべて悪いわけではありません。


具が多く、野菜をたっぷり食べられるものであれば、
塩分を体の外に追い出してくれるカリウムがふくまれるので、おすすめします。


汁物や鍋は蒸気が出るので、
風邪や花粉症のときなどに
鼻やのどにやさしい料理となります。



塩分少なめのバランスのよい献立例


主食、主菜、副菜2品を食べると
栄養のバランスが整いやすくなります。


ごはん       茶碗1杯・180g


鶏の照り焼き


鶏もも肉   手の平大1枚・60~80g
みりん            8~12g
醤油              4~6g


トマト         1/4個・60g


温野菜サラダ


ブロッコリー           60g
人参               20g
マヨネーズ             7g


イチゴヨーグルト


イチゴ           6粒・50g
ヨーグルト           100g
ハチミツ             10g


  


外食やコンビニ食の食べ方


外食やコンビニ食は塩分量が多いので、
できれば自分で作りたいものです。


どうしてもの時は、
ご自身の必要なエネルギーと
指示塩分量を把握しておいて、
それを参考に選びましょう。


脂質や塩分が多すぎないか、
たんぱく質がきちんと含まれているか、
野菜が食べられるかをチェックしてください。


バランスのよい食事について、
より詳しく知りたい方は、
厚生労働省で紹介している
「食事バランスガイド」がありますので、
参考にしてみてください。


「食事バランスガイド」について厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou-syokuji.html

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