スプラウトと椎茸で風邪予防
ヨガジャーナルにたずさわれるかもしれないというお話を頂いたときに、真っ先に思い浮かんだのが「スプラウト」です。
小さな種から、かわいらしいふたばが出るさまは、太陽礼拝の最初のポーズに似ているかもと思いました。
種から出たての植物の芽には、これから成長しようとするエネルギーがあり、私たちの体や心にとてもよい影響があるのではないかと連想させます。
ブロッコリースプラウトは、気持ちを落ち着ける「ギャバ」や、炎症を抑える「スルフォラファン」を含むのが特徴的です。
椎茸に含まれるビタミンDのもとになる成分は免疫を強くサポートすることがわかっています。
これに、高蛋白低脂肪の牛肉と大根おろしを合わせて主菜に、副菜にはビタミンDとカルシウム&マグネシウムを含む白和えを合わせてバランスのとれた献立にしていきたいと思います。
鉄分の多い肉を主菜に選んだのは、疲れにくい体つくりのためです。
酸味のある調味料と、ビタミンCを含む大根おろしで鉄の吸収をよくしていくことで、朝スッキリと起きて元気に動けるようにしていきたいものです。
材料1人分
主菜:おろし焼肉ポン酢かけ
牛肉ヒレ肉かモモ肉 60g
オリーブオイル 3g
塩コショウ
大根 80g
昆布ポン酢など 10g
スプラウト 1/2P
ブラックペッパーあらびき
副菜:椎茸の白和え
椎茸 10g
つきこんにゃく 10g
人参 10g
木綿豆腐 50g
練りごま 10gまたはすりごま 3g
砂糖 3g
顆粒だし 0.5g
醤油 2g
作り方
1・椎茸、こんにゃく、人参は1センチ角くらいに切って、砂糖と顆粒だし、醤油で煮る
2・木綿豆腐をくずしながら1と練りごまと合わせて和える
3・大根をおろして、スプラウトを洗う
4・牛肉は室温に10分ほど室温にだしてから、塩コショウして焼く
5・4に大根おろしとスプラウトをのせて、昆布ポン酢とブラックペッパーをかける
注意点1
脂肪の少ない牛肉は鉄やたんぱく質、脂肪燃焼によいカルニチンが多い反面。
リン、たんぱく質がもとで、炎症を起こしやすいという話を聞いたことがあります。
炎症を抑えることのできる緑黄色野菜とあわせたり、リンを拮抗して中和することのできるカルシウムやマグネシウムの多い大豆製品などと合わせて摂取するといいですね。
注意点2
ビタミンDは、日光に当たらないと作られません。
軽く皮膚がピンク色になるくらいまで、日に当たるとよいとされています。
注意点3
ギャバは気持ちを落ち着けて、ストレス時に助けになります。
反面、脳内にギャバが作用することで、新しい脳細胞や神経回路が作られずらくなるということがあるようです。
脳の機能や成長を促している方は控えたほうがよいでしょう。
(ジョギングやウォーキングをすると脳の成長が促されます)
レタス類をカットしたときに出る、白い汁をかいだりするのも睡眠にはよいようなので、そちらで代用してはどうでしょうか。
注意点4
このレシピを食べるタイミングは昼食時がよいでしょう。
腸から消化吸収されるまでに時間がかかりますので、夕食では間に合いません。
休日に時間のあるときに、ぜひ作ってみてくださいね。
糖尿用ネットワーク
https://dm-net.co.jp/calendar/2015/023303.php
DHC 免疫のスペシャリストが解説するビタミンDと免疫機能のメカニズム
https://top.dhc.co.jp/shop/health/vitamin_lab/article/01/index.html
食品成分データーベース
https://fooddb.mext.go.jp/index.pl
ビタミンアカデミー
https://vitaminj.tokyo/archives/4992
「運動脳」
著者 アンデシュ・ハンセン
株式会社 サンマーク出版