老化予防に関係する成分?!

ナイアシンというビタミンは、
水に溶ける性質があるので、過剰症の心配はありません。


ニコチン酸アミドアデニンジヌクレオチド(NAD)やニコチン酸アミドアデニンジヌクレオチドリン酸(NADP)の材料となり、


エネルギーの発生に関係しています(ミトコンドリア内において)。


ヒフの材料となる脂肪酸や、ステロイドホルモンの産生を助けたり、
細胞の合成や修復、
分化(その組織の細胞らしくなる)に携わっているため、
老化に関係している成分として注目されています。



現在、NADやNADPが寿命の延長に関係があるか調査中だとのことです。


ナイアシンは、不足するとヒフや神経に影響がでますが、
普通に食事をしていれば、不足することはまずない栄養成分です。


体内では、アミノ酸であるトリプトファン60㎎から1㎎の割合でナイアシンが作られます。


ナイアシンを材料とした、NADの投与によりマウスの寿命を10%延ばした
(ミトコンドリアが増えるとともに、細胞内の異常なたんぱく質や
古いミトコンドリアが除去されて新しく生まれ変わる)という報告があります。



NADは時差ボケや、パーキンソン病の治療にも、もちいられていますが、NADは年齢とともに体内から減っていくそうですから、それが老化と関係しているのでしょうね。


NADそのものを体内に取り入れるのは、分子量が大きいため無理があり、
その前駆物質としてのMNM(ニコチン酸アミドモノヌクレオチド)が
サプリメントなどで出回って注目をあつめています。


ナイアシンが多く含まれる食品・・・
カツオ、タラコ、豚レバー、ピーナッツなどがあげられますが、他にもいろいろな食品に含まれていますから、不足する心配はあまりありません。



たらこをつかったおいしい箸休めの紹介・・・( *´艸`)


タラコの中華風ネギ和え(塩分が多いので少しずつどうぞ)
タラコ     2腹
ネギみじん切り 1/2本
ごま油     10g


これらを和え混ぜるだけです。
おいしいですよ。

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