細胞や赤血球を作るのに必要なビタミン

葉酸(プテロイルグルタミン酸)はビタミンB群の仲間です。
水に溶ける性質があるので、多く摂取しても尿中に排泄されるため
過剰症の心配はありません。


光によって分解されます。
強酸性では不安定で、熱、酸素、光によって壊れてしまいます。


アミノ酸、核酸塩基(細胞分裂)の生成に必要な栄養成分です。
血球の再生にビタミン12とともに関連しています。
妊娠中では、胎児の先天異常である神経管閉鎖障害を減らすことができます。



欠乏すると、巨赤芽球性貧血。
出血傾向の病気に対する抵抗が減少します。
妊娠中に欠乏がみられることがあるのは、胎児にとって重要な栄養成分のため
需要が多いからだと考えられます。


最近の研究では、動脈硬化の危険因子ホモシステインを、
ビタミンB12とともにメチオニンに変換する反応を助けるのではないかといわれています。
また、合成されたメチオニンは血液中のコレステロール値を低下させる働きがあるかもしれないということです。


葉酸は、肉類(特に鶏レバー)、海藻類、野菜類(特に菜の花、モロヘイヤ、ブロッコリー)、卵、乳、豆類(特に枝豆)に含まれています。



オレンジジュースやバナナは、葉酸を吸収しずらくさせる物質が含まれていますから、
食事とは別に飲食したほうがよいでしょう。


葉酸の摂れるレシピ
「モロヘイヤとささみの海苔和え」


モロヘイヤ      1束
ささみ        2本
焼きのり       1/2枚
梅干し        2個

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