れいちゃん(桜文鳥)と人間の健康に関するブログ

文鳥の飼育。ヒトの健康。日々の日記

鳥の喜怒哀楽

幼鳥の頃からヒトのもとで暮らし、
日常的に感情を表現しているインコやオウムと、
イヌやネコを比べた場合、
例えば「うれしさ」を態度に現れる感情の強さは、
下記のようになります。


インコ(オウム)≧イヌ>ネコ


また飼い主の持ち物などを見て、
うれしいことが起こりそうな場合の反応は、
下記のようになります。


インコ(オウム)・犬>ネコ


発達した脳が影響しているためか、
インコやオウムは、
他の鳥に比べて感情をよりストレートに出します。


「怒り」
ナワバリを侵されたとき、
つがいとなる異性の奪い合いなどで怒ります。
口を開けて舌を見せ、くちばしを使った攻撃をするのは、
怒りや威嚇の表現です。


また、鳥にも意思があって、やりたいこと、
してほしくないことがあります。
やりたいことを邪魔されたり、してほしくないことをされたり、
したくないことを強制されると、苛立ち、怒りに変わることもあります。



「喜び」
好きな食べ物がもらえること、
大好きな人に遊んでもらえること、
大好きな人が外出から帰ってきたことで喜びます。


声と全身を使ってその感情を表現します。


「恐怖」
インコなどの群れをつくる鳥の場合、
見えるところに仲間がいないと不安を感じ、
とにかく誰でもいいからそばにいてほしい、
という気持ちが生まれ、
それが人間への依存心へと育っていくケースがあります。


分離不安から、飼い主が行く先についてまわったり、
姿がみえないだけで絶叫するインコやオウムも少なくありません。


「悲しみ」
カラスなどでは死んだ仲間をしばらく見守ってから、
その場を飛び去る様子がよく観察されます。


一度つがいになったら一生相手と添い遂げる鳥の場合、
つがいの相手が死んでしまった後、
ケージの隅でボンヤリするなど、
鬱的な症状を見せるケースがあります。


最悪の場合、食が細くなり、
しばらくして後を追うようにして亡くなるといったことも、、
実際おこっています。

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